アラフォー男のダイエット奮闘記BACK NUMBER
ダイエットを始めて活動的な生活に!
競い合うべく嫁も緊急参戦決定。
text by
生島淳Jun Ikushima
photograph bySports Graphic Number
posted2010/12/10 06:00
最新型の体重計を使ってこの秋から始めてみた「朝晩ダイエット」。
ネット上で、自分の体重から始まる全ての基本データを登録したのは11月13日の朝だった。
そのときの体重は68.8kg。友人とTwitter上でダイエット・バトルしていた夏の時期は66kg台をマークしていたのだから……すでにして2kgほど増えていたことになる。
増量の原因のひとつは自分でも分かっている。
友人たちとのバトルがひと息ついてから、体重計に乗ることがほとんどなくなっていたからだ。
体重を気にしなくなると、増えることに鈍感になるのだ。「朝晩ダイエット」は自分の生活に小規模な「革命」を起こすチャンスになる、いや、そうしてみせると勝手に鼻息を荒くした。
油断していたら……ついに起こった「11月18日の変」。
しかしその意気込みも、11月18日の朝、どん底に突き落とされることになる。体重計に現れた数字は69.7kg。
冗談だろ! 昨日は68.5kgだったんだぞ!
“11月18日の変”
私の中で、この数字は事件だった。
でも、原因は自分にあることは重々承知していた。前の晩、後輩が新しい門出を迎えるので、その壮行会で肉を焼いたのだ。
美味の代償。それは体重の大幅な増加だった。
ウェルネスリンクでは過去の計測データが一覧できるのだが、その日はよほどショックを受けていたと見えて、9時5分に69.7kgをマークした後に11時過ぎにもう一度体重計に乗っている。そのときには68.7kgになっているのだが、体重が落ちているのを確認して自分を慰めたかったのだろう。
いつも僕のそばにいる! 「歩数計」という頼れる味方。
「11月18日の変」以降は、さすがに生活に気をつけるようになった。会食がある晩は、その前に出来るだけ歩くようにしたり、バランスを取るようになった。
我慢するのではなく、より活動的に生活しようと決めたのだ。
そこで味方になってくれたのが歩数計だった。
この歩数計がイイのは、カバンに入れておくだけでカウントしてくれること。いちいちベルトに装着したり、センサーと自分の動作を神経質にチェックしなくてよいので、意識しない間にどんどん数値が上がっていく。夕方に6千歩ほど歩いていたら、「どうせなら1万行きたいな」と思うもので、ひと駅分歩いてから電車に乗ったりするようになる。これが効いてくる。よく歩いた翌日は、体重計に乗っても気分がよろしい。
ひとりよりふたりが楽しいので、ウチの嫁も参加です!
それと減量作戦にひとりで取り組むよりも、何人かでゲーム感覚で「プレー」した方が楽しいのは経験的に分かっている(Twitterダイエットから学んだのだ)。その方が精神的に負担にならないし。そこでウチの嫁にも登場してもらうことになった。
今使っている体重体組成計には4人まで身長・年齢などの基礎データが登録出来るので、家族でダイエットや健康チェックに取り組むことだって出来る。
年末に向けて体重が増える機会が多くなるので……夫婦で朝晩、体重計に乗ろうっと。
お互いに表示された数値をのぞき見て、夫婦喧嘩のタネとならないようにしないといけないな。