高見盛の名言
どうせなら正々堂々とやって、ボロボロになってからやめたい。
高見盛(相撲)
取組前、ロボットのようなギグシャクとした動きで気合いを入れる姿で人気を博した高見盛だが、関係者全員が口を揃えて「不器用」と評する。本人も「そんな要領のいい方じゃないから。昔から雑用やれって言われても、失敗ばかりの人生だったんで」と素直に認める。相撲をやめようと思ったことも何度もあったが、「やめて帰ったところでこそこそ生きるような気がして……。自分は真っ直ぐに生きていたい、というか、後ろ指をさされるような人生は送りたくない」と踏ん張った。2013年初場所、東十両12枚目の地位で5日目から7連敗。千秋楽を白星で終えたが、5勝10敗と幕下陥落が決定的になり引退を表明した。ボロボロになるまで、正々堂々と戦った相撲人生であった。
Number594号(2004/01/23)
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