末續慎吾の名言
『勝ちたい』と心底思って、やってきていたけど、実は、それって『成長』というものではなく、結局、『守り』だったんです。体と気持ちのバランスがここぞというところで、かみ合っていなかったんですよね。『究極の自信』と『究極の不安』が常に一緒だったから、自分が自分でいられなくなる。
末續慎吾(陸上)
北京五輪の前哨戦となった07年の世界選手権では痙攣に見舞われ2次予選で敗退。翌年の日本選手権も予選は1位通過ながらも、決勝は3位に終わり、00年以来はじめて日本人選手に敗れた。万全の走りができなかった理由を、『究極の自信』と『究極の不安』という言葉を用いて表現した。北京五輪200mは一次予選敗退したが、400mリレーで銅メダルを獲得。
Number709・710号(2008/07/31)
- << 前の名言 |
- 次の名言 >>
末續慎吾の最新記事

Number Ex
織田裕二のラスト『世界陸上』をモノマネ芸人・山本高広はどう見たか? 「最後の“地球に生まれてよかったぁー!”にはシビれました」
松本宣昭Yoshiaki Matsumoto
陸上
2022/09/16

Sports Graphic Number Special
末續慎吾「動物的フォームの“表現”は続く」~世界の表彰台に上った男~
宝田将志Shoji Takarada
短距離走
有料
2021/07/08

Overseas Report
北京五輪4継の日本の“繰り上げ”銀。
原因の選手は「何も話したくない」。
及川彩子Ayako Oikawa
短距離走
2019/05/18
