末續慎吾の名言
『勝ちたい』と心底思って、やってきていたけど、実は、それって『成長』というものではなく、結局、『守り』だったんです。体と気持ちのバランスがここぞというところで、かみ合っていなかったんですよね。『究極の自信』と『究極の不安』が常に一緒だったから、自分が自分でいられなくなる。
末續慎吾(陸上)
2010/08/23
北京五輪の前哨戦となった07年の世界選手権では痙攣に見舞われ2次予選で敗退。翌年の日本選手権も予選は1位通過ながらも、決勝は3位に終わり、00年以来はじめて日本人選手に敗れた。万全の走りができなかった理由を、『究極の自信』と『究極の不安』という言葉を用いて表現した。北京五輪200mは一次予選敗退したが、400mリレーで銅メダルを獲得。
Number709・710号(2008/07/31)