太田哲夫の名言
大食いも競技なんだけど、われわれが見たいのは人間味。
太田哲夫(テレビ番組プロデューサー)
2013/05/10
1989年からテレビ東京が放送を開始した『全国大食い選手権』は、食べることを“競技”として捉えた画期的な番組であった。1杯1kgのちゃんぽんを7杯食べた赤阪尊子をはじめ、キャラの立った“選手”たちをつぎつぎに世に送り出したわけだが、「競技中はトイレに立てないじゃない、だからオムツ的なものをするとか(笑)」と、番組プロデューサーの太田氏が収録の裏事情を明かす。「レポーターの中村有志さんが言ってたけど、赤阪さんは試合の終盤になるとお腹がグルグル鳴るんだって。それが恐ろしいって(笑)」と、同じく番組プロデューサーの多田暁氏も証言。大食いにかける執念、恐るべし。
Number824・825号(2013/03/07)