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“背負った”斎藤佑樹はどこまで強い?
条件が整った田中将大との再対決。 

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中村計

中村計Kei Nakamura

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photograph byHideki Sugiyama

posted2012/04/11 12:40

“背負った”斎藤佑樹はどこまで強い?条件が整った田中将大との再対決。<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

最近はあまり聞かれなくなった“ハンカチ世代”という呼び声。同い年には広島の前田健太もおり、先日のノーヒットノーランの記録に対して斎藤は「自分もいつか完璧に抑える試合で終わってみたいですね。同期にそういう選手がいるのは刺激になります」とコメントしている。

田中将大のもうひとりのライバル、植村祐介の存在。

 余談ながら、先日、日本ハムの植村祐介が一軍登録された。

 北海道の高校野球ファンなら覚えているだろうが、北照高校のエースで4番だった植村は、高校時代、北海道における田中の最大のライバルだった選手である。

 高校3年夏、南北海道大会の準決勝で駒大苫小牧と対戦した植村は、駒大苫小牧をわずか1安打に抑えながらも、失策などがからみ0-3で敗れた。

 そのとき田中は北照打線に5安打を許している。打たれながらも0点で抑えたところはさすがだが、印象的には「勝負に勝った植村、試合に勝った田中」という感じだった。

 そんな植村と田中の再戦も待ち遠しい。

 いずれにせよ、今度の「13日の金曜日」は、北海道で待ち受ける野球ファンにとっては、楽しみな1日になりそうである。

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