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復帰後に掴んだ「真っ直ぐへの自信」。
斎藤佑樹が証明する“走り込み神話”。 

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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photograph byTakashi Shimizu

posted2011/07/24 08:00

復帰後に掴んだ「真っ直ぐへの自信」。斎藤佑樹が証明する“走り込み神話”。<Number Web> photograph by Takashi Shimizu

一軍復帰後3戦目の登板で今季3勝目をマークした斎藤。ルーキーながら最後の1枠「プラスワン投票」でオールスターにも選出、第1戦ではランナーを出しながらも無失点で切り抜けた

まさしくケガの功名で手に入れた「真っ直ぐへの自信」。

 そうして前述の本人の発言のように、二軍で徹底的に走り込んだことで変化が生まれた。

 3勝目を挙げた西武戦、立ち上がりはピンチの連続だったが、1回にプロ入り後最速の145kmもマークしている。

「だんだん自分の真っ直ぐへの自信がついてきたと思います。強打者の西武打線だったので、どうかと思ったが、三振が取れてうれしかった。今度は9回をしっかり投げきりたい」

 こう笑顔を見せた斎藤にとってみれば、ケガをしたことが、もう一度、基礎から自分のピッチングを組み立て直す、いい機会となったわけだ。

 まさにケガの功名だった。

「真っ直ぐにこだわりたい」

 プロ入り以来、斎藤が言い続けてきた投手としてのこだわり──だとすれば、ファームで徹底的に走り込んで、こだわれる真っ直ぐの下地を作ってのカムバック。この今こそが、プロとしての本当のスタートなのかもしれない。

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