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ドーピングが撲滅される日は来るのだろうか。 

text by

藤山健二

藤山健二Kenji Fujiyama

PROFILE

posted2004/10/07 00:00

 陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)のもとにようやくアテネ五輪の金メダルが届いた。優勝したアドリアン・アヌシュ(ハンガリー)にドーピング疑惑が持ち上がってから1カ月。ここまで来る間はまさに激動の日々だったと思う。ただ、今回の件ではドーピング問題ばかりがクローズアップされてしまったが、日本人が初めて投てき種目で金メダルを獲得したという事実はもっともっと評価されていい。

 失格となったアヌシュは、その後も相変わらず悪あがきを続けている。国際オリンピック委員会(IOC)のドーピング再検査を拒否して失格となったにもかかわらず、自らの正当性を主張し、再三にわたる金メダルの返還要請にも応じなかった。その後、9月13日になって、アヌシュの代理人のバビニェツ氏がメダル返還の意思があることを表明はしたが、結局時間切れで室伏の元には予備の別のメダルが贈られることになった。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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