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今期、福永祐一が絶好調なワケ。
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![片山良三](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
片山良三Ryozo Katayama
photograph byShigeyuki Nakao
posted2005/06/09 00:00
![今期、福永祐一が絶好調なワケ。<Number Web> photograph by Shigeyuki Nakao](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/8/c/350/img_8c1f9d3377a527e5604d22801e67cac611746.jpg)
今年だけで早くも4回目のGI・制覇。圧倒的な1番人気の支持を集め、馬の強さをたっぷりと見せつけて制したシーザリオ(栗東・角居勝彦厩舎、牝3歳、父スペシャルウィーク)のオークスは、福永祐一騎手の会心の演出だったようにも見えた。しかしゴールの瞬間にはガッツポーズがなく、福永の表情にはいつもの柔らかい笑顔もうかがえなかった。「馬の強さに救われました」は、100%のホンネだったのだ。
マイルの桜花賞から、一気に800mも距離が延びるオークスだから、超スローになるのはあらかじめ読めていた。福永は「ゲート(の出方)次第では逃げてもいい」と秘策を描いていたほどだった。
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