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復活した“青筋”で、モーニングは突き進む。
text by

宮地陽子Yoko Miyaji
posted2005/12/22 00:00
アロンゾ・モーニング(マイアミ・ヒート)のこめかみに「青筋」が戻った。若い頃のモーニングは、こめかみの青筋がトレードマークとなるくらいの激しさで毎試合、毎練習を戦っていた。あまりの激しさに、負けた試合後には近づくのすら恐いほどだった。
5年前に腎臓障害が見つかり、さらに2年前には腎臓移植を受けたことで、モーニングの世界観はがらりと変わった。ユニフォームを着てプレーできる幸せをかみ締め、以前より穏やかな表情を見せることが増えた。そんなモーニングの「青筋」復活は、過去オールスターに7回、最優秀ディフェンス賞に2回選ばれたどう猛なモーニングが復活した証でもある。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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