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20年の時を経て、「ナカジマ」が帰ってきた。
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![今宮純](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
今宮純Jun Imamiya
photograph byHiroshi Kaneko
posted2007/11/15 00:00
![20年の時を経て、「ナカジマ」が帰ってきた。<Number Web> photograph by Hiroshi Kaneko](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/a/a/350/img_aaba658c6b56d4a6ce9f3d78e8a8a5ba15691.jpg)
22歳でF1デビューとなった中嶋一貴。父の悟氏は'87年ブラジルGPに34歳で初出場、予選12位、決勝7位でそこから5年間、74戦のグランプリ・キャリアをスタートしていった。あれから20年。一回り若い22歳の彼を最終戦ブラジルGPで見ていて、かつての父は“サムライ”然としていたが、一貴は初々しい“少年剣士”のように感じられた。
日本人としては最年少記録になる。ウイリアムズのA・ブルツが中国GPでF1引退を決意、今年からサードドライバーを務めていた彼が最終戦でそのシートに納まることになった。いわゆるスポットエントリーだがすでに5戦でフリー走行を走り、F1の雰囲気は知っている。20年前の父の時とは印象が違って見えた。
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