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223三振のレイノルズが歩む
大打者への道。 

text by

津川晋一

津川晋一Shinichi Tsugawa

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photograph byYukihito Taguchi

posted2009/11/09 06:00

223三振のレイノルズが歩む大打者への道。<Number Web> photograph by Yukihito Taguchi

'07年にナ・リーグの新人では歴代3位の129三振を記録。以降、その数は増えていった

 MVPやサイ・ヤング賞の発表が間近に迫っているが、それとはまったく逆の意味で今シーズン強烈なインパクトを残した選手がいる。アリゾナ・ダイヤモンドバックスの三塁手、マーク・レイノルズだ。昨シーズン自らが樹立した204三振のメジャー記録を大幅に更新し、なんと223三振にまで伸ばした。イチローが放った今季のメジャー最多安打は225本であることを考えると、いかに多いか理解できるだろう。

 しかし、ただのブンブン丸ではないところがレイノルズの凄いところだ。「三振の数なんて気にしないさ。チームの勝利のために、僕は何をなすべきか分かっているからね」と言い続けたとおり、メジャー3年目の今年は打撃のあらゆるカテゴリーで飛躍的に数字を伸ばした。44本塁打はメジャー全体の4位で、102打点&98得点も上々の出来。特筆すべきは盗塁数も24をマークしたという点だ。今季40本塁打以上で20盗塁以上を記録した選手は、このレイノルズただ一人。パワーとスピードを兼ね備えた選手の評価値“PwrSpd”ではメジャートップに輝いた。

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