SCORE CARDBACK NUMBER
地方牝馬の重賞シリーズ、
2年目のGDJを占う。
~グランダム・ジャパン開幕へ~
text by
![江面弘也](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
江面弘也Koya Ezura
photograph byToshiya Kondo
posted2011/03/26 08:00
![地方牝馬の重賞シリーズ、2年目のGDJを占う。~グランダム・ジャパン開幕へ~<Number Web> photograph by Toshiya Kondo](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/c/b/350/img_cbcf285bd95a5dd878e1bb08742d7df1426807.jpg)
昨年の2歳シーズン優勝のクラーベセクレタと川島調教師。今年の3歳シーズンの中心馬
昨年から地方競馬で始まった牝馬の重賞シリーズ、グランダム・ジャパン(GDJ)の2011シーズンが開幕する。GDJには春の3歳シーズン(7戦)、夏の古馬シーズン(7戦)、そして秋からの2歳シーズン(5戦)と三つのカテゴリーがあり、それぞれレースの着順でポイントが与えられ、ポイント上位の3頭に生産者団体からボーナスが支給される。
GDJは「牝馬レースの振興と入厩の促進」を標榜しているように、牝馬の活躍の場を広げることで、馬主の目を向けさせようという狙いがある。牝馬は牡馬と比べると価格が安く、中小の牧場では売れ残る馬さえいる。そうした状況を考えれば、地方競馬の牝馬にスポットライトが当たる意義は小さくない。
![](https://number.ismcdn.jp/common/images/common/blank.gif)