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【動画】「自己ベスト出ちゃいました」創価大学・小池莉希が明かす“飛躍”の裏側と箱根駅伝“2分20秒”ペース「6区は自分の性格にぴったりでした」《徹底解剖②》

2026/07/01
 大学駅伝の注目チームを動画インタビューで掘り下げる「徹底解剖」シリーズ。今回は昨年度の出雲駅伝で3位となり、三大駅伝で優勝を狙える力を示した創価大学をピックアップ。指導者と選手合わせて5名に、チームの現状や個人として思い描く未来について話を聞いた。
 第2弾は、4年生となり名実ともにエースへ成長した小池莉希が登場。4月の金栗記念で2年半ぶりに5000mの自己ベストを出し、5月の関東インカレ10000mでも27分台をマークして日本人トップに。なぜ、好調が続いているのか。箱根駅伝6区での経験などを背景に、本人にその理由をじっくり語ってもらった。榎木和貴監督のインタビューは公開中。山口翔輝選手、菅野元太選手、そして川嶋伸次総監督の動画も近日中に公開です> 

「箱根が終わってからの振り返りもしていいですか」

 なぜ、今シーズントラックで階段を登れているんですか? そう質問すると、小池は自ら振り返りを話し始めた。年始の箱根駅伝では、6区を走り56分48秒と区間記録にあと1秒と迫った。走り終わった後はアドレナリンもありレースの反動も「問題ない」「大丈夫」と思っていたが、ダメージは思った以上に残り、練習をやっては休む、といった状況が3月まで続いた。

©️Yuki Suenaga
©️Yuki Suenaga

「正直トラックで走るタイミングが、ちょっと遅れるな、というのは、スタッフも僕も思っていて。4月の金栗から徐々にレースに出るごとにステップアップしていこう、という感じだったんですけど、金栗から自己ベスト出ちゃいました」

 まだまだシーズンが終わってから検証が必要、と言いつつも、3年時には継続して練習ができていたので、着実に土台が出来上がっていたのではないか、と分析する。さらにその上で箱根駅伝後に練習をしすぎなかったことで、リフレッシュできた面もあったのかもしれないと語る。

6区のコースと自分の前向きな姿勢がマッチした

 予期せぬタイミングでの自己ベスト。それには、やはり6区を走った経験が大きかった。

「最初いっきに駆け上がって、いっきに降りる。あの区間の特性が自分に、性格も含めてマッチしていたと思います。自分の前向きな姿勢が、下りで最後まであまり何も考えず全力投球でいく感じがぴったりだったなと」

 1kmのラップは約2分20秒。5km12分9秒、10km24分56秒と、世界記録をはるかに上回るハイペース。「楽しかった」とその時のことをキラキラした目で話してくれた。そしてその経験を通して、いい感覚をつかめたことは間違いないという。

©️Takashi Shimizu
©️Takashi Shimizu

 区間賞インタビューでもいつもの「小池節」が全開で、全国からの注目を集めた。狙っているわけではなかったが、自分のアイデンティティを素直に出せば、ある程度視聴者に覚えてもらえるだろう……そんな思いがあったと明かす。シューズの左右を創価大のチームカラーである赤と青に履き分けたことも、大きな話題となった。その点に触れると、小池節が炸裂した。

「自分を覚えていただくことが、陸上競技者として、スポーツ選手として欠かせない要素だと思っていたので。そこを1段階上げられたのは良かったなと。まだまだここから結果や発言でしっかりしていかなきゃいけない部分もありますけど、さらに広めていきたいっていうのはあるので、そこをご期待よろしくお願いします」

 これまでも積極的に言葉を発信してきた小池。面白がられることが多かったが、ここへ来て彼の言動と結果が一致してきているように感じる。それを本人にぶつけてみると……続きはぜひ動画でご覧いただきたい。

「陸上を少しでも楽しいと思ってほしい」

 動画では他にも、以下のようなトピックについて話している。

  • レースプランを指導陣とどうすり合わせていくのか
  • 陸上を「楽しいものだ」と思ってほしい
  • 「どうしたいのか明確に見えた時」結果が出る時の思考法
  • “キャプテン・小池”が誕生しなかった理由は…
  • 大学や実業団の指導者になりたい!
  • 歴代最強ルーキー陣への評価は?

 取材が行われたのは、日本選手権直前の6月10日。12日の日本選手権5000m予選では、13分28秒80で走りさらに自己ベストを更新してみせた。大学最終年で大きな飛躍を遂げようとしている小池の今が見えるインタビュー。ぜひご覧ください。

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photograph by Asami Enomoto

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