#732

記事を
ブックマークする

全米オープンらしさをかき消したNYの荒天。 ~悪天候に泣いたT・ウッズ~

2009/07/03
連覇を期待されたタイガー・ウッズは4打差の6位に終わった

 全米オープン取材に赴くため、JFK空港でカメラマンたちと待ち合わせた。3人がほぼ同時刻に到着するはずだったが、2人の飛行機は追い風に乗って1時間も早く到着。だが、もう1人の飛行機は突然の雷雲に阻まれ、上空旋回を続けて着陸が4時間も遅れた。諸々の予定が狂ったが、航空会社は「天候はコントロールできない」と知らん顔。「仕方がないさ」と思うしかなかった。

 荒天に見舞われ、中断続きの変則進行になった今年の全米オープンは、まさに「悪天候で混乱した空港」みたいなものだった。雨雲や雷雲の合間を縫って運良く飛べた「飛行機」はその恩恵に与(あずか)った。が、悪天候に直面した「飛行機」は最後まで予定が狂いっぱなしの憂き目を見た。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Jun Hiraoka

0

0

0

前記事 次記事