今季、全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは、昨年までと大きく様変わりする。というのもトヨタとホンダが開発する新エンジンが登場するからだ。これまでF・ニッポンでは無限製エンジンのワンメイク状態が10年以上にわたって続いていた。ここに、F1で熾烈な争いを繰り広げる国内二大メーカーが最新エンジンを投入するというのだ。
すでに来季参戦予定のチームがどちらのエンジンを選択するか公表されている。それによれば、ナカジマ、ARTA、ダンディライアン、5ZIGENがホンダを。インパル、アーティング、ルマン、コンドー、セルモ、モーン、インギング、トムスがトヨタを選ぶ。ただし各チームに所属する選手の移籍は、選手のメーカー色に加え、鈴木亜久里がF1チーム設立に動いたりしたものだから混乱をきわめ、いまだに大勢が見えてこない。
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