2007というマシン・ネーミングに戻したフェラーリの新たなる挑戦が始まる。'05年はF2005、'06年には伝統に則って248(2.4l
V8エンジンから命名)で臨んだが、ルノー2連覇を許した。'96年から'06年までエースを務めたM・シューマッハーが引退、チームにとって課題の多い年だ。
まず技術陣では、'97年からずっと采配をふるってきたR・ブラウンが休養をとり、マシン・チーフデザイナーだったR・バーンも後継者とかわった。シューマッハーとスクラムを組み、栄光を築き上げてきた彼らの〈不在〉をどう補っていくか。これが第一の課題。
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