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日本代表の弱点をW杯最終予選で再確認。

2009/03/08

 中村俊輔、遠藤保仁、中村憲剛。大事な最終予選の初戦で、得点者には日本自慢の中盤がズラリと名を連ねた。裏を返せば、つまり、FWの得点はゼロ。FWの得点力不足は今に始まったことではないが、そんな指摘を耳にする度、いつも思い出す試合がある。

 '03年10月、ワールドユース出場を前に、U―20日本代表がアメリカ遠征を行った。そこで対戦したのが、LAギャラクシーのサテライト。と言っても、彼らの体型や雰囲気を考えると、すでに現役を離れたOBなども含まれているのでは、と推察された。そして、実のある試合になるのかな、とも。ところが、試合が始まってみると、ひとりのFWにおもしろいようにゴールを決められたのである。

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photograph by Shinji Oyama/JMPA

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