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JRA、夏の改革は、秋の実りをもたらすか?

2009/03/08

 JRAの開催日程は、毎年末に翌年の重賞レースの予定とともに1年分が一括して発表される。内部にはエキスパート集団が存在しているらしく、手を替え品を替え、様々な形で薬味を効かせて新味を出してくるのには感心させられる。今年の目玉企画のひとつは、夏の重賞を2000mと1200m(1レースのみ1000m)の二本立てのシリーズとしたこと。題して「サマー2000」と「サマースプリント」。それぞれ、5つのローカル競馬場を舞台にポイント制のステージを戦い、総合獲得ポイントトップの馬にはそれぞれ5000万円の特別報酬。ファンの興味を引きつつ、トップクラスの馬の夏休み指向に歯止めをかけようという狙いである。成功を祈りたい。

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photograph by Shigeyuki Nakao

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