57年目の今シーズンは、F1史上に残る転換点の年として後々語り継がれていくだろう。新王者F・アロンソV2、F1ドライバー生活16年M・シューマッハー引退、39年ぶりホンダF1優勝、スーパーアグリ・チーム初参戦と、いくつもトピックスがあった。そこで今回は“ベストセレクション”を発表したい。
まずはベスト10ドライバー。レースは結果がすべてではあるが、コースサイドで見た走り、パドックでの行動、チーム貢献度なども加味して選出した。FIA公式順位とトップ2人以外は大きく違う。
アロンソの強さで際立つのは、全くドライビングミスがなかったこと。全18戦1137周のうち1108周を走破。リタイアはメカニカル・トラブル2戦だけだ。引退を決意したシューマッハーも彼らしいレースを最終250戦目まで貫いた。やや強引ともいえるタイムアタックが印象的だった。思い切りのいいブレーキングでBMWザウバー新人としてR・クビサは3戦目モンツァで表彰台3位に。ベストルーキーに挙げよう。東欧ポーランド初のF1ドライバーで、いまこの国は空前のF1ブームになっている。
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