誤審や暴言など、最近Jリーグでは審判が悪い意味で注目を集めることが多くなった。いったいどうすれば審判のレベルは上がるのか? FIFA国際レフェリーが最も多い国、ドイツの審判育成事情が参考になるだろう。
ドイツサッカー協会の審判部門責任者フォルカー・ロートは言う。
「審判は若いときからスペシャリストを育てることが重要。各地域に教官を置き、講習会を開くなど、若手の育成に力を入れています」
実際、ドイツでは幼いころから主審を目指す子どもが多く、12歳になると資格を取ることもできる。その代表例が2006年にブンデスリーガ最年少主審記録を更新したミヒャエル・ケンプターだ。12歳で笛を吹き始めたケンプターは、地域リーグから次々と昇格していき、23歳で1部デビューを果たした。
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