初年度の種付け料が1200万円。多くの先輩種牡馬たちを押しのけて、この部門でもいきなり日本一の座についたディープインパクト(牡6歳、父サンデーサイレンス)。それでもこの馬のDNAが欲しいと思った人たちには高くなかったようで、半年足らずのシーズン中に申込みは引きも切らず、最終的に206頭もの繁殖牝馬たちとディープインパクトは交配され、うち190頭が受胎した。1回の種付けで受胎確認となるほうがむしろ稀なので、単純計算でほぼ400回以上の「仕事」をこなしたことになる。全馬が無事に産まれると、初年度だけで23億円もの稼ぎ。51億円という巨額のシンジケート募集が、瞬間的に満口になった理由がよくわかる。
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