#612

記事を
ブックマークする

勝利に匹敵する感動。中野真矢の3位表彰台。

 レースを終えた中野真矢が、「表彰台に立ったなんて夢のようだ」と語った。その夢を、現実に目の前で見せられたファンもまた、確かに、信じられないような気分だった。9月19日、ツインリンクもてぎで行われたWGP第12戦日本GP。勝ったのは、予選でポールポジションを獲り、優勝候補の筆頭に挙げられた玉田誠だった。しかし、中野の表彰台は、期待こそすれ誰も予想していなかっただけに、日本のファンに玉田の優勝に匹敵する大きな感動を与えた。

 中野にとってはMotoGPで初めて。20年という長いブランクからGPに復帰して3年目を迎えるカワサキにとっては、実に23年ぶりの表彰台だった。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

0

0

0

前記事 次記事