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「アーモンドアイの強さに…」福永祐一が語る“三冠馬”コントレイルの産駒と調教師としてのバランス感覚「判断するのは時期尚早です」

2026/05/21
2024年に調教師となった福永
史上初の父子無敗三冠を達成した名馬は、わずか4年で引退。2022年に種牡馬となり、初年度産駒は重賞勝ちも記録した。調教師への転身を果たした元主戦騎手が、自身の今と、愛馬のこれからを語った。(原題:[三冠馬と鞍上の現在地]福永祐一&コントレイル「判断するのは時期尚早」)

「早く引退してほしいなと思っていました」

 騎手からの転身を果たして3年目を迎える福永祐一調教師は、現役時代のディープインパクトについてそう語る。

 後ろからきて外を回り、他馬をごぼう抜きにする姿には、「手の打ちようがありませんでした」と白旗を上げる。

 だが、ディープインパクトが引退し、種牡馬になると話が変わる。福永のダービー3勝はすべてディープインパクト産駒(2018年ワグネリアン、'20年コントレイル、'21年シャフリヤール)だったのがその象徴。川田将雅に次ぐ産駒222勝を挙げた。

 中でも史上初の父子無敗三冠を成し遂げたコントレイルについては、種牡馬となった今もその能力の高さを疑わないという。

――コントレイルのラストランとなった'21年ジャパンカップで、「無敗の三冠馬としての彼の名誉を守るためにも勝って有終の美を飾りたい」と発言されていました。

「三冠を取った後、勝つことができていなくて、コントレイル自身の能力に疑問を持つ声とかも聞こえていましたからね。跨っている自分としては敗戦の理由はきちんと説明がつくもので、三冠は相手関係に恵まれただけじゃないっていうのは強く思っていました。三冠後の'20年ジャパンカップへのチャレンジが、馬にとっては心身ともにすごく負担がかかっていたんです。菊花賞は、コントレイルにとっては極限を超えた3000mという長距離。それを全力で走ったダメージがそれほど大きかった」

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photograph by Takuya Sugiyama

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