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ロッシ独走の陰で着々と進む世代交代。

 MotoGPクラスのM・メランドリが、素晴らしい走りを見せている。7戦を終えて4回の表彰台。念願のMotoGP初優勝も目前に迫っている。メランドリは、2002年にアプリリアで250ccチャンピオンになり、'03年に最高峰クラスにステップアップした。過去2年はヤマハから出場していたが、今季、ホンダに移籍して大ブレイク。ヤマハのV・ロッシが7戦6勝と連勝街道を驀進する中で、いまや、ロッシに対抗するホンダのエースとして周囲の注目を集める存在となった。

 低迷した昨年は、シーズンを終えてもなかなかシートが決まらなかった。それだけ周囲の評価も厳しかったのだが、S・ジベルノーのチームメートとして「テレフォニカ・モビスター・ホンダ」に移籍できたのは、22歳という若さと250ccチャンピオンの実績を買われてのことだった。メランドリはその期待に見事に応えたことになる。

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