人材難がいわれて久しい日本ボクシング界だが、これから活躍しそうなホープを厳選してご紹介したい。
マラソンレースに例えれば集団から飛び出しトップを独走するのが、22戦全勝13KOのホルヘ・リナレス(21)。17歳でベネズエラから来日し、帝拳ジム入り。
プロ転向前から自国で「ゴールデンボーイ」と期待された天才少年は4年を超す東京暮らしですっかり逞しくなった。敏捷さとカウンターの鋭さ抜群の教則本通りの正統ボクシング。すでにWBA世界フェザー級2位にランクされ、時間の問題となった王座挑戦は、もし勝てなければ番狂わせといわれるだろう。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています