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ユース世代に見た、“モノマネ”の大切さ。

2009/03/08

 年末年始は高校選手権をはじめ、中高生の大会を見て回るのが恒例行事だ。毎年のことだが、みんなうまくなったなぁと思う。頭抜けた選手がいないとの指摘は事実だが、総体的なテクニックのレベルは確実に上がっている。

 とりわけ、“抜き技”が多彩になった。もはや連続シザースどころか、ジダン得意のルーレットも当たり前。ピッチ上のあちこちで選手が回っている。永畑祐樹(神村学園)などはその代表で、ほれぼれするようなボール扱いを見せてくれた。

 テレビを通じて、これだけ映像が溢れるようになれば、彼らがそれに影響を受けないはずがない。要するに、モノマネである。これを、イメージトレーニング、と言っていいのかどうかは分からないが、世界トップレベルのプレーを見ることで、中高生がプレーのアイディアを増やしていることは間違いない。

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