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「連勝記録と向き合うことは自分の使命」レスリング150連勝中の藤波朱理とパラバドミントン168連勝中の梶原大暉が語る“恐怖”を越えて辿り着いた境地とは《絶対王者対談》

積み重ねた連勝記録は「168」と「150」――。勝利を宿命づけられた者だけが背負う孤独と矜持。様々な経験を経て、今ではその立場を受け入れた2人が明かす本音とこれからの野望。(原題:[絶対王者対談]藤波朱理×梶原大暉 “恐怖”を越えて辿り着いた境地。)

梶原 先ほどコートでシャトルを打ち合いましたが、すごく上手で驚きました。前後左右に揺さぶられて大変でしたよ(笑)。

藤波 バドミントンは大学の授業でもやっていました。やっぱり面白いですね。

梶原 車いすバドミントンをするのが初めてとは思えなかったですよ。車いすを動かしながらあれだけシャトルを打てる人はなかなかいません。元々持っているポテンシャルがすごいんだなと感じました。

藤波 でも車いすに乗ってラケットをコントロールしながら打つのは想像以上に大変でした。試合のとき、梶原さんは身体のどの部分に一番力が入りますか。

梶原 打つのも車いすのブレーキをかけるのも右手を使うので前腕ですね。

藤波 同時に動かせるなんて……リスペクトしかありません。

梶原 バドミントンは3ゲームあるので、ちょっとしたミスであれば試合の中で取り戻すことはできるのですが、レスリングは一瞬で勝負が決まりますよね。集中力や駆け引きがよりものをいいそうです。

藤波 相手の動きに対する反応はレスリングとバドミントンは少し似ている気がします。梶原さんは中学時代まで野球をされていたとお聞きしました。バドミントンと似ているところはありますか。

梶原 ピッチャーをやっていたのですが、腕の動作は似ていますね。フライを追いかけるのとシャトルを追いかける感覚も。野球時代の経験が少なからずバドミントンにも繋がっていると感じます。

Takuya Sugiyama
Takuya Sugiyama

「テクニックやメンタルなどすべてが噛み合って勝者が決まる」

藤波 バドミントンを始めたばかりの頃は大変なことも多かったですか。

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photograph by Takuya Sugiyama

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