#1140
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「いやぁ、疲れましたよ」スプリットが冴えわたった菅野智之の‟芸術的”50球と吉田正尚の4番らしさ溢れる“無感覚”逆転2ラン《WBCオーストラリア戦:2人のキーマン》

2026/03/29
菅野智之

戦うためのスプリット。

 菅野智之は昨年、プロ13年目にして海を渡った。そんな菅野がメジャーで戦うために、一つ挙げた勝負球がスプリットだった。

「メジャー全体でも2%しか投げているピッチャーがいない球種ですから……僕にとってはもともと得意だったボールじゃなかったんですが、シュート気味に横回転をかけるイメージに変えてから落ちるようになりました」

 実際、スプリットを武器にメジャー1年目から30試合に先発し、2ケタの10勝を挙げた菅野。60年ぶりの天覧試合となったオーストラリア戦で、再三のピンチを切り抜けたのがスプリットだ。初回、ツーアウトから3番のアーロン・ホワイトフィールドにスライダーを、4番のアレックス・ホールにはカットボールを打たれて一、三塁となる。ここで菅野は5番のジャリド・デールにインローへ鋭く落ちるスプリットを投げた。結果、ショートゴロに打ち取って、先制点を与えない。

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