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「自分は技巧派でありたい」中継ぎで覚醒中…ライオンズ・篠原響19歳の“原点”は公園の壁とオレンジの的「将来的には先発をやりたいです」

2026/05/27

 ナゴヤ球場から南へ20分ほど歩いた荒越公園にはテニスコートがある。壁打ち用に設置された壁とオレンジ色の的が、壁当てをしたい野球少年にとってはうってつけで、そのオレンジ色の四角をストライクゾーンに見立ててピッチング練習をする細身の子どもがいた。ライオンズの19歳、篠原響である。

「荒越公園は実家の近くでしたから、しょっちゅう行ってましたね。でっかい壁にオレンジ色の正方形の枠があって、それがストライクゾーンみたいだったんで、そこを狙って投げていました」

 名古屋生まれでドラゴンズも好きだったのに、「マッチョだから」という理由で小学生のときの篠原はバファローズの糸井嘉男に憧れた。中学では愛知尾州ボーイズで2度の全国大会に出場したものの、背が低くて細身、球も速くなかったこともあって、エースにはなれない。高校は甲子園に出たくて激戦の愛知を避け、福井工大福井高へ進む。甲子園出場は叶わなかったが、ドラフトで指名され、篠原はプロ野球選手となった。

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photograph by SANKEI SHIMBUN

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