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「僕は終わってなんかいないんです」ミルコ・デムーロが46歳で始めた“大冒険”…かつて武豊も「弱音を吐いた」世界一の激戦区へ

2025/09/09

「もっとたくさん乗りたい。僕は終わってなんかいないんです」と、ミルコ・デムーロは切実に訴えていた。

 若いときは文字通り世界のレギュラーとして鳴らしていたスタージョッキーは、近年は騎乗オファーの減少傾向に歯止めがかからず、人知れず悩み続けていたという。そしてこの夏、ついに意を決して、JRAに海外渡航届を提出した。その行き先は、かつてあの武豊に「ついにベンチ入りの実感さえも味わわせてもらえなかった」と弱音を吐かせた、世界一の激戦区、米国西海岸だ。今年46歳になったミルコの決断は、まさに大冒険と表現していい。

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photograph by AFLO

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