ニックネームは「ダイナソー」。
笑顔が輝くうら若き女性にはミスマッチに思えるが、佐藤優奈は「気に入っています」と笑う。イングランドで8月22日に開幕した女子ラグビーW杯。世界に挑むサクラフィフティーンこと女子日本代表でFWの大黒柱ロックを務める佐藤にとって「恐竜」は誇らしい称号だ。公称サイズは170cm・76kgだが「今は81~82kgくらい。前のW杯の後、海外の大きな選手に当たり負けしないように、体を大きくしてきました」とニッコリ。恐竜化はさらに進行中なのだ。
宮城県大崎市生まれ。小5のとき、弟が古川ラグビースクールに通い始め、付き添いで行った際に「お姉ちゃんもやろうよ」と誘われたのが楕円球人生の始まり。中3でジャパンセブンズのエキシビションマッチに招集され、高校は女子ラグビー強化の先頭を走っていた島根の石見智翠館へ進み、全国選抜女子セブンズ優勝。慶応大進学を機に東京山九フェニックスに加わり、大学3年の'19年に15人制の日本代表入り。前回の'22年W杯では全試合に出場した。
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photograph by Atsushi Hashimoto
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