#1008
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「あっ、と思いました」星稜“6番目の投手”を襲った悲劇…延長13回、史上初の逆転サヨナラ満塁弾を巡る心理戦「相手の校歌を聞いて…」《真夏の号泣伝説》
2026/08/20
延長18回、5打席連続敬遠……なぜか伝説的敗戦に縁があり、それゆえかひときわ愛される名門校、星稜。新たな悲劇の1頁を加えてしまった好投手が回想する。(初出:Number1008号 2018 星稜 11-13x 済美 史上初の逆転サヨナラ満塁被弾。)
その試合、「6番目の投手」となった星稜の寺沢孝多が正直な胸の内を明かす。
「場面も場面だったので、あ、俺か、やばい、というのはありましたね」
2018年8月12日、第100回目の夏の2回戦、星稜(石川)対済美(愛媛)の中盤、よもやのアクシデントが起きる。6対1と星稜リードで迎えた4回、好投していた2年生エース奥川恭伸が右足ふくらはぎをつり、その回を投げ終えたところで降板してしまったのだ。
容赦ない夏の太陽が終盤、再び星稜に災禍をもたらす。星稜は7対1とリードして迎えた8回裏、4人目の投手として3年生の竹谷理央をマウンドへ送る。ところが、ストッパーであるはずの竹谷があれよあれよと言う間に失点を重ねてしまう。監督の林和成が舞台裏を明かす。
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photograph by Asahi Shimbun
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