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【動画】「嘘に対して叱ってくださって」明治大学・綾一輝が語る大志田監督の“指導”とエースとして意識する同級生「早稲田の工藤に必ず追いつきたい」《徹底解剖③》
その第3弾はダブルキャプテンの1人、綾一輝選手。八千代松陰高校から世代トップクラスのランナーとして入学しながら、大学では度重なる故障に苦しんだ。最後の箱根駅伝予選会を前にした綾選手に、走れなかった時間と自身の変化、箱根駅伝への思いを語ってもらった。<大志田秀次監督、ともにキャプテンとしてチームを引っ張る大湊柊翔選手のインタビューも公開中です>
「2、3年生の時はほとんど走れていないので、覚えていてくださる方がいるのかもわからないんですけど。自分の世代は強い選手が多くて、そういう人たちに埋もれてしまっているなって自分自身も感じています。最後は箱根駅伝のエース区間、2区を走って『復活したな』と思ってほしいなと思います」
そう語るのは、明治大学の綾一輝だ。かつて世代トップクラスにいた選手が口にする「埋もれている」という言葉に、大学で過ごした苦しい時間が滲む。

八千代松陰高校時代の綾は、全国高校駅伝では2年時に1区8位、3年時には1区3位。5000mの持ちタイムは13分51秒61。世代トップクラスの選手として明治大学に進んだ。
1年時は第100回箱根駅伝の8区を走って区間3位と、ルーキーながら見事な結果を残している。だが、その後は故障が相次ぎ、思うように走れない時間が続いた。入学時に思い描いていた大学4年間の達成度に対して現状は「20%」だという。
度重なる故障の原因を、綾は自らの内側にも見いだしている。
「練習を抑えると、妥協しているのかなと思ってしまって。それで前に出ちゃったり、1人でプラスしてやったりして怪我が多くなっちゃったなと、自分でも反省しています」
結果を求めて練習を重ねるほど、故障で走れない期間が増えるという悪循環に陥っていた。
そんな綾に大きな転機が訪れたのは、最終学年を迎える直前、今年2月のことだ。
インフルエンザのため合宿への参加が遅れた。大学最後のトラックシーズンで結果を出したい。周囲も質の高い練習を積んでいる。そんな思いから、病み上がりの身体で練習を重ね、足を痛めた。当初は故障を隠していたものの、最終的にはごまかしきれなくなった。
「大志田監督からは『痛くなくなるまで絶対に走るな』と。怒鳴られたわけではないんですけど、今までで一番強く言われた気がします。故障したことに怒ったのではなく、嘘をついたことに対して叱ってくださいました」

動画では、この経験を転機に「モチベーションに頼らない」と考えるようになった経緯について語っている。
意識する早稲田大学・工藤慎作の存在
同世代で強く意識するのは、八千代松陰高校時代の同期、工藤慎作(早稲田大学)や田中愛睦(國學院大學)だ。なかでも工藤は、今や大学長距離界を代表する選手の一人になった。
「気づいたら、すごい存在になっている。でも、彼ができるということは、自分にもできると思っています。必ず追いつきたいですし、いずれ追い越したいなと思っています」
故障を繰り返す中で、綾は練習との向き合い方を変えた。ただ、根っこにある負けん気は変わっていない。
「本当に寄り添ってくれる」大志田監督との関係
インタビュー動画では、明治大学の変化、最後の箱根駅伝に懸ける思いなど、以下のテーマについて語っている。
- 箱根駅伝予選会へ——現在の状態とチームの手応え
- 故障を繰り返した大学生活と「一歩抑える」意識
- 故障を隠して叱られた——「モチベーションに頼るのをやめた」理由
- 「本当に寄り添ってくれる」大志田秀次監督との関係
- 生活、栄養、補強——大志田監督の就任で明治はどう変わった?
- 思い描いた大学4年間は「20%」
- 工藤慎作には「必ず追いつき、いずれ追い越したい」
- 箱根2区で見せたい“復活”——最後の駅伝シーズンへ
故障を繰り返した末に、練習を抑えることも強くなるために必要だと知った。最後の箱根駅伝で「復活」を期す綾一輝のインタビュー、ぜひ動画でご覧いただきたい。(9月17日取材)
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