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「受け身は負けじゃない。表現なんだ」“プロレスラー”ウルフアロンが松岡修造に語った「価値観の転換」とは?《柔道金メダリストは練習生からスタート》

2025/08/16

「観客の前で“生き方”を魅せる。それがカッコいいと思ったんです」

“元”柔道家・ウルフアロンさんはプロレス挑戦の動機を、そう語った。

 オリンピック、世界選手権、全日本選手権の柔道三冠を成し遂げた男子柔道選手は史上8人しかいない。ウルフさんはそのたった8人の内の一人だ。稀代の名柔道家として歴史に名を刻んでいる。そんな名選手が柔道の道を退き、プロレスという全く異なる世界に足を踏み入れる。

 これまで何度も彼にインタビューしてきた僕にとっても、正直に言って想像を超えた選択だった。

 だが当の本人は、「大学生の時にテレビでプロレスを観ていて、その頃にはもう、柔道で五輪までやり切ったら、その後はプロレスに行きたいと思っていました」と迷いなく語る。

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photograph by Tamon Matsuzono

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