伊澤星花にとって、人生最大の分岐点は東京学芸大大学院に進学した最中に起こった新型コロナウイルスの感染拡大だった。当初の予定では卒業後は地元の栃木県に戻り小学校の教員になるという平穏な人生を思い描いていたという。しかしながらコロナ禍の猛威で、子供の頃から打ち込んでいた柔道で試合はおろか練習すら満足にできない状況に追い込まれてしまったのだ。
そうした矢先、伊澤は学校近くの格闘技ジムでMMA(総合格闘技)と出会う。打撃など知らないことだらけだったが、逆に惹きつけられた。
「MMAを始めたのは2020年6月。今はようやく6年目に突入した感じです」
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photograph by ©RIZIN FF Susumu Nagao
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