#1122
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「“忘れ物”が残ったまま」TOYOTAの“F1復帰”はありえるか…ハースと技術提携、豊田章男会長は「日本の子供たちを世界一速いクルマに」

ハースの小松代表(左)と会見に出席した豊田章男会長
2009年にF1撤退した日本最大の自動車メーカー。ここにきて再参戦を予感させる動きが出てきた。(原題:[白熱ピットレポート]グランプリの現場から (2)巨人TOYOTAのF1復帰はあるか)

 ハースF1チームの車体を見ると、色々な箇所にTOYOTA GAZOO Racing(TGR)のロゴが貼られている。

 昨年10月のこと。トヨタは富士スピードウェイに隣接する施設で記者会見を行ない、ハースと技術提携を結んだことを発表した。この日のために、ハースの小松礼雄代表がわざわざ来日。トヨタ自動車の豊田章男会長も出席するという力の入れようだった。

 この会見の際、豊田会長はメディアに対してこう語った。

「『トヨタF1復帰!』ではありません」

「日本の子供たちが『世界一速いクルマに自分も乗れるかもしれない』と夢を見られるような、そんな記事にしていただきたい」

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photograph by KYODO

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