#1019
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《無良崇人が解説》シニア1年目・佐藤駿は“がむしゃら”から戦略的演技へと急成長中「もともと持っているものが他の選手と違う」《インタビュー/2021年》

シニアデビューイヤーの佐藤
シニア1年目のNHK杯と全日本選手権では表彰台に届かなかったものの、確かな成長を見せた。シーズン途中からアドバイザーを務めた元トップスケーターの目にその姿はどう映っていたのか。(初出:Number1019号 [無良崇人が見た可能性]佐藤駿「がむしゃらから戦略的演技へ」)

 僕が佐藤駿選手のアドバイザーを務めるようになったのは、関東選手権が終わったあと、昨年10月頃のことです。

 彼が練習拠点としている埼玉アイスアリーナのサブリンクを、僕が参加している「浅田真央サンクスツアー」の練習でよく利用していたんです。リンクが隣同士なので練習時間が重なったときには練習の様子を目にしたり、一緒に滑ったりしました。

 ある日、彼を指導する日下匡力先生や本人から、ジャンプを含め全体を見てほしいとお話がありました。日下先生とは、僕のことを0歳、1歳の頃から知っている間柄。その関係もあって声がかかったのかな、と。

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photograph by Sunao Noto

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