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【阪神タイガース】ダイナマイト打線「史上最大火力」はどの年か?「最強打線は'85年と考えざるを得ない。ただ…」《5つのシーズンを徹底比較》

2025/04/26
(写真左)2010年 ブラゼル(右)が打点リーグ2位、新井が同3位/(写真右)1947年 初代「ミスタータイガース」こと藤村が打点王に
1947年の強力打線に付けられていた「ダイナマイト打線」の愛称は1985年の第2次、2003年の第3次、2010年の第4次へと受け継がれた。番外編の1960年も加えてどの打線が最強なのか、検討してみよう。(原題:[Number on Tigers]ダイナマイト打線史上最大火力はどの年か)

 歴代の打線の中で、どの年が最強かと考えるとき、どこに重点を置くのか、これはいろいろ考えられるが、どのような観点から見ても重要なのは、チームとしての得点力だ。どれだけ得点する力があったか、これは打線のアベレージ、長打力、出塁率のよさ、および機動力といった要素が関係してくる。タイガースの歴代最強打線を見きわめるに当たっては、チーム得点がリーグのトップクラスかどうか、チーム打率が優れているかに注目しながら、チームの成績としては、3位以上になった年の中から検討してみた。

 ピックアップしたのは1リーグ時代の1947年、2リーグになって以降では1960年、1985年、2003年、2010年だ。結論から言えば、最強打線は'85年だ。なぜそのように言えるのか、詳しく見ていこう。そしてほかの年に関しても打線の特徴を見ていきたいと思う。

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photograph by KYODO

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