2024年、15年ぶりにワールドシリーズへ進出しながらドジャースに敗れたヤンキースが、今オフ、例年以上の戦力補強に着手した。FAとなった大砲フアン・ソトは退団したものの、就任27年目のブライアン・キャッシュマンGMは、ソトとの交渉経過に「後悔はない」と明言したうえで、「私の仕事は、できる限り多く、質の高い選手を獲得することだ」と、あらためて積極補強への意思を明かした。
最優先事項は、ワールドシリーズでも層の薄さが明確になった投手陣の再建だった。まずは、球宴出場2回、通算73勝の快速左腕マックス・フリード(ブレーブスFA)と8年総額2億1800万ドル(約327億円)で契約を交わし、ゲリット・コール、カルロス・ロドンと並ぶメジャー屈指の先発陣を完成させた。
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