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「まだ仕事は終わっていない」FAソトは逃しても…ヤンキースの巨大補強の理由をキャッシュマンGMが明かす《佐々木朗希の争奪戦でもひるまない》

2025/01/01
'21年WS制覇にも貢献したフリードが結んだ契約は左腕として史上最高額を更新

 2024年、15年ぶりにワールドシリーズへ進出しながらドジャースに敗れたヤンキースが、今オフ、例年以上の戦力補強に着手した。FAとなった大砲フアン・ソトは退団したものの、就任27年目のブライアン・キャッシュマンGMは、ソトとの交渉経過に「後悔はない」と明言したうえで、「私の仕事は、できる限り多く、質の高い選手を獲得することだ」と、あらためて積極補強への意思を明かした。

 最優先事項は、ワールドシリーズでも層の薄さが明確になった投手陣の再建だった。まずは、球宴出場2回、通算73勝の快速左腕マックス・フリード(ブレーブスFA)と8年総額2億1800万ドル(約327億円)で契約を交わし、ゲリット・コール、カルロス・ロドンと並ぶメジャー屈指の先発陣を完成させた。

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photograph by Getty Images

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