上司にしたいアスリートは誰かと問われれば、車いすテニスの三木拓也を推す。話は理路整然、表現力も豊かで、周囲への気づかいもできる。もちろん実績も豊富で、'12年ロンドンでパラリンピック初出場、8月末に開幕するパリは4度目の晴れ舞台になる。四大大会では今年の全仏などシングルス4強が3度。そのプレーには一本、筋が通っていて、本人いわく「バランス力」が長所。
「ずば抜けたもの、例えばサーブやフォアハンドの一発がある選手ではない。ただ、それ(技術や戦術)をちゃんと使って、どうやっていくかっていう、バランス力だったり分析力だったり、そこが自分の武器だとは思っています」
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by KYODO