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<“ダート三冠”新設の意義>羽田盃は“純白の白毛馬”アマンテビアンコが制覇…次戦・東京ダービーも「見逃せない理由」を解説

2024/05/18
川田将雅を鞍上に羽田盃を1分53秒9で制したアマンテビアンコ。父ヘニーヒューズ、母父クロフネ
砂上を主戦場とする3歳のサラブレッドたちは、今年新たに整備された3つのレースで頂点を競う。まず一冠目を制したのは、夜空に映える白毛馬。次なる舞台は大井の2000m。先頭で駆け抜けるのは果たして……。さあ、ダート新時代の幕開けだ!(原題: [“ダート三冠”新設]東京ダービーも見逃すな!)

 真のダート3歳王者を決めるために、「ダート三冠」が今年から始まった。羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートクラシックの3つのレースで構成される。

 日本では長らく「大レース=芝」という印象があったが、近年その風向きは変わってきている。砂上を走るダートレースで世界最高峰の一つ、アメリカのブリーダーズカップディスタフを2021年にマルシュロレーヌが優勝するなど、世界的に日本のダート馬が活躍しているのだ。

 国内のダートレースはJRAと地方競馬の異なる主催者で開催され、特に地方競馬で多くのレースが組まれており、ヴァーミリアン、スマートファルコン、エスポワールシチーなど数々の名馬が誕生した。

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photograph by Keiji Ishikawa

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