4年に一度の大舞台に全身全霊をかけるのは日本代表ばかりではない。世界中の猛者が放つ異常な熱は、開幕戦から好勝負を次々に生んでいる。各プールから選りすぐった一戦を迫力の写真とともに振り返る。
8月のウォームアップシリーズでSOファレル主将、No.8ヴニポラが相手頭部への危険なタックルで出場停止処分を受けていたイングランドに、またカードが出た。
キックオフからわずか3分、ハイパントを捕ったアルゼンチンFBマリアが着地した際に、走り込んだイングランドFLカリーの頭とマリアの頭が激突。故意ではなかったが、頭部へのコンタクトには厳罰で臨むワールドラグビーの方針のもと、避けなかったカリーに退場処分が下る。
両国は前回W杯でも対戦。前半18分にアルゼンチンLOラバニーニがハイタックルで退場となり、イングランドが勝っていた。そして4年後、再び発生したアクシデント。前回数的優位で勝利したイングランドは、今度は1人少ない不利な状況で戦うことになった。
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