昨年は接戦あり逆転ありと好ゲームばかりで選ぶのは大変だったのですが、中でも印象的だった「名試合」を3つピックアップしてみました。
まずはAリーグの加賀美大附属高校vsパンパカパンダ高校の一戦を選びました。序盤からリードを許す展開となったパンパカパンダ高校でしたが、5回表のピンチをシェリン・バーガンディ投手の好リリーフで切り抜けると、チーム能力が大幅アップする「ディフェンスポイント」システムが発動。これを活かして5回裏に本間ひまわり選手と赤羽葉子選手の連打から同点に追いつくと、6回裏には魔界ノりりむ選手の勝ち越し打が飛び出し、見事な逆転勝ちを収めた一戦です。
本間選手と赤羽選手、そして魔界ノ選手はいずれもパンパカパンダの笹木咲監督とはライバーグループ「げまじょ」で活動する仲間なんです。ビハインドのチームがひとつのピンチを脱したら一気にムードが変わる野球の魅力を再現した『パワプロ』システムの面白さ、そして何よりグループの絆を感じさせる好ゲームでしたね。
続いて紹介するのはBリーグから、にじさんじ高校vs帝国立コーヴァス高校の試合です。大差での黒星発進となってしまったコーヴァス高校と、優勝候補に挙げられ初戦も快勝したにじさんじ高校の対戦で、一方的な展開も予想される所でしたが、蓋を開けてみれば試合を優位に進めたのはコーヴァス高校でした。エースの遊間ユーゴ投手から細かな継投を見せ、番狂わせ達成まであとアウト3つ。しかし最終回、にじさんじ高校は代打の1年生ミン・スゥーハ選手の2点タイムリーなど意地の反撃で一挙逆転。強豪校の底力を見せつけました。
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