選択肢は多いほうがいいのか、それとも少ないほうがいいのか。羽生善治さんはこう言います。
「選択肢が多ければ多いほど、いろいろな可能性があるということになるが、そのぶん、迷いや後悔は多くなる。ここが現代の抱えているジレンマでもあるし、ぜいたくな悩みと言えるのかもしれない」
迷いが生まれれば選択ミスを起こすことにもつながり、選ぶものがたくさんあることでむしろ能力を発揮できなくなる。なるほどなって思いましたね。将棋のプロの世界に長く身をおいて、その戦いのなかでずっと神経をすり減らしてきた羽生さんだからこその言葉。どれも納得感がありました。
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photograph by Sports Graphic Number