時に熱く、時に冷静に球児の夏を盛り上げる2局の実況アナが集結。田中大貴アナ司会のもと、グッときた名フレーズから自局のルールまで存分に語り合った。熱き対談、いざプレイボール!
NHK 伊藤慶太Keita Ito
1972年1月7日、秋田県出身。秋田高時代の'89年に、第61回春の選抜に出場。学習院大卒業後、'96年に日本放送協会へ入局。東京五輪、ラグビーW杯、MLBの実況などを担当。
ABC 高野純一Junichi Takano
1981年9月22日、千葉県出身。高校ではサッカー部に所属しポジションはGK。早大卒業後、'05年朝日放送テレビ入社。テレビ、ラジオでプロ野球、サッカー、競馬実況などを担当。
MC 田中大貴Daiki Tanaka
1980年4月28日、兵庫県出身。慶大卒業後、'03年にフジテレビ入社。スポーツ実況や情報番組を担当し、'18年に退社。現在フリーで活動。
田中 おふたりが初めて甲子園で高校野球中継を実況したのはいつですか?
伊藤 NHKに入局して7年目の2002年に、ラジオ実況を担当したのが初めてでした。
高野 ラジオ実況が初めてだったんですね。
伊藤 スポーツ中継を目指すアナウンサーは、まずラジオ実況から始まりますね。
高野 そこはABCと一緒ですね!
伊藤 春の選抜1回戦、鵡川高校(北海道)と三木高校(兵庫)の試合だったんですけど、三木高のピッチャーが1アウトも取れずに降板してしまって。そこから乱打戦になり結局12対8で鵡川高が勝ったんですけど、デビュー戦だったこともあって20年経った今でも降板したピッチャーのことを思い出します。もっと彼に寄り添って実況ができなかったかなと。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Hideki Sugiyama