先の7月名古屋場所で、6場所連続休場明けながら45回目の優勝を全勝で飾った横綱・白鵬。昨年11月の時点で休場の多さについて横綱審議委員会から「注意」の決議を受けた後、1月の初場所をコロナ感染で休場。3月春場所では負傷して途中休場、膝の手術を受けて5月夏場所は全休した。その動向が注目されたなか、「進退を懸ける」と明言して臨んだ場所だった。
千秋楽、大関・照ノ富士との全勝対決を制した瞬間の白鵬は、雄叫びを上げて渾身のガッツポーズを見せた。横審のうるさ方の鼻を明かす全勝優勝になるはずが、これまた物議を醸してしまうのが白鵬らしい。
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photograph by KYODO