スクリューボールを右ピッチャーが投げてはいけないと、いったい誰が決めたのだろう。それがシンカーやチェンジアップと呼ばれようと、阿波野秀幸コーチ直伝の落ち球、“スクリューボール”が今年の前半、リーグトップの112奪三振を挙げた柳裕也のピッチングを劇的に変えてくれたことは間違いない。
「今年は負けない、勝ちにこだわる……そんなピッチングをしたい。そのために落ち球をうまく使えるようになったことは大きいと思います。去年のキャンプで阿波野さんに教えてもらったんですけど、今年はようやく投げるときの感覚がわかってきて、2年越しでこの球をモノにでき始めたという感じはありますね」
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photograph by KYODO