#1032

記事を
ブックマークする

<私が裁いた名勝負>試合開始からの奇襲7人攻撃には驚いた。

2021/08/09
語り継がれる名勝負をその演者でもある、審判が振り返る。彼らしか知らない新たな景色が見えてくる。

2020年 第72回日本ハンドボール選手権 決勝
豊田合成 34対33 大崎電気
12月6日/岡山県総合グラウンド体育館

過去5年で3度優勝の大崎電気と2年ぶりの優勝を狙う豊田合成が対決。開始から7人攻撃を仕掛けた大崎がリードを奪い4点差で折り返す。だが奇襲に慣れた合成は隙を突いた速攻や、バラスケスらを軸にした猛攻で猛追。残り7秒で逆転し、最後のFTも防いで勝利した。

   ◇

「ハンドボールは身体接触も多く、白か黒かはっきりしないところもある。見る部分の受け渡しや判断の基準など、阿吽の呼吸が必要なので、審判は固定のペアですり合わせていかないといけません」(池渕智一)

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

0

0

0

前記事 次記事