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テニスの未来とライフシフト。 それぞれが考える、今できること。 ~フェデラーも中堅選手も~

2020/05/16
ニューヨークにある全米オープン会場には、臨時病院が建設された。テニスもかつてない事態に見舞われている。

 パンデミックが「テニスの未来」に深刻な影響を与えている。ツアーは休止となり、選手は練習場所にも不自由する。野球やサッカーなどと違い、選手を守る「チーム」は存在せず、賞金収入を失った選手たちは失業の危機に直面している。テニスに見切りをつけ、仕事を探す選手も出るだろう。

「テニスの未来」はノバク・ジョコビッチが用いた文言だ。彼は若い選手やランキングの低い選手は「テニスの草の根であり、未来だ」として、ロジャー・フェデラーとラファエル・ナダル、さらにツアー統括団体などに救済基金の設立を呼びかけた。規模は当初400万ドル(約4億3000万円)以上と伝えられたが、大幅に増額される見通しだ。

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photograph by AFLO

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