#1130
記事を
ブックマークする
「スライス、ドロップショット、何でもできる」ジャパンOPで王者・アルカラスは何故いつもと違う“多彩な攻め”を見せたのか「思うように速く動けない」
2025/11/02
木下グループジャパンオープンはカルロス・アルカラスの優勝で幕が下りた。大会期間中、世界1位を目当てに約12万人が有明テニスの森公園に来場し、最多動員を更新した。観客が最高峰のテニスに酔い、祝祭空間となった背景には、アクシデントを含めた複数の要因がある。
アルカラスは1回戦で左足首を痛めた。棄権は避けられたが「思うように速く動けないことがある」と影響は残った。そこで、持ち前の驚異的な守備力を封印。長いラリーを避けて、早く決着させようと試みた。ネットプレーを多用したり、しつこくドロップショットを使ったり、一発の破壊力で勝負したりと、いつもとは違う手札を切ったのだ。ファンは多彩な攻めに感嘆のため息を漏らしたが、これはケガの副産物でもあった。
プラン紹介
特製トートバッグ付き!
「雑誌+年額プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
特製トートバッグ付き!
「雑誌+年額プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by JIJI PRESS
この連載の記事を読む
記事


